はじめての在宅ワークって、どれにしたらいいのか迷いますよね。
特別なスキルや資格を持っていない場合、一番に思いつく仕事と言ったら、「袋詰めの内職」ではないでしょうか?
事実、「誰でもできて簡単」なイメージもありますし、仕事を選ばなければ、求人もそこそこあります。
ですが、「実際に稼げるか?」が気になるところですよね。
この記事では、
- 袋詰め内職の種類と相場
- 私自身の袋詰め体験談
をお伝えしていきます。
袋詰め在宅ワークの種類と報酬相場
袋詰めの求人をざっと調べてみると、これだけたくさんの種類がありました。
- 通販商品の梱包と発送(アマゾン、楽天など)
- 百均の商品の袋詰め
- 石鹸やスポンジなど日用品の包装
- チラシを透明袋に入れてのDM作成
- お菓子の詰め合わせづくり
- ポスターを丸めて袋に入れる
- ガチャポンのおもちゃ詰め
ほんの5分の調査でこんなに出てきたので、世の中にはもっとマイナーで面白い袋詰め作業が存在することでしょう(笑)
報酬額の相場は、仕事内容によってマチマチで、ざっとまとめるとこんな感じになります。
相場 | 時給 | |
商品の梱包と発送 | 150円~200円/件 |
不明。 1つに1時間はかかる可能性大 |
色鉛筆の袋詰め | 1袋2.5円 | 1つ40秒で時給225円 |
DMチラシの袋詰め | 1セット5円 | 1分1セットで時給300円 |
カプセル玩具詰め | 1個3円 | 1個30秒で時給360円 |
上記の表は、ネットで調べた結果ですが、時給で考えると結構厳しいですよね。
基本、袋詰め作業は「お客様に届くもの」を扱うため、丁寧に作業しなくてはならず、あまりスピードが出ません。
神経も結構使います。
とくに、よく募集が出ている「商品梱包と発送」の仕事は、一件あたりに費やす時間がかかります。
私自身も、古本をネットで販売していたことがありますが、梱包にはかなり気を使いました。
たった70円の売り上げのために、梱包と発送作業だけで1時間以上かかることも。
「誰でもできる仕事」というのは「誰もがやりたい仕事」。
そのため、単価が低いという問題点があります。
私の袋詰め体験談!役場で紹介された内職をしたら・・・
実は、私には袋詰めの内職をした経験があります。
当時、長男が0歳7か月。
ちょっと子供に手が離れてきたし、切実にお金が欲しい状況でもあったので、市役所の内職紹介システムに登録したんですね。
そして、「お掃除用スポンジの袋詰め」をすることになりました。
よく100均とかでみかける「消しゴム君スポンジ」です(笑)
さっそく工場にいくと、
- 商品のスポンジが詰め込まれた段ボール
- 包装袋
- セロハンテープ
を渡さました。
商品の運搬は作業者がするシステムだったので、車に乗せられるだけ積んで、家に持ち帰ったんです。
「これでお小遣い稼ぎしてやるぜ♪」
と意気揚々と家に帰るまではよかったんですが・・・
いくつかの困難が待ち受けてました。
まず困ったのは、作業スペースです。
高さ1mの段ボールを置けるスペースなんてなくて、とりあえず寝室の隅っこに置いておくことにしました。
けれど、それでも寝室の三分の一のスペースをとってしまい、仕事から帰ってきた夫に怒られるという事態に。。。
次に困ったのは、作業時間でした。
いざ仕事をしようとすると、まとまった時間がなかなか取れません。
子どもが起きている間に作業をしようとすると、イタズラする危険があったので、お昼寝中や夜寝てる間に作業をするように。
睡眠時間が削られて、ちょっとグロッキーになりました。
2週間、毎日2時間くらいやって、1mの段ボール5箱分がやっと出来上がりました。
はじめての在宅ワークの達成感は半端なかったです。
すっごく嬉しくて、「できましたよ!!」とウキウキしながら持って行ったのを覚えています。
そして・・・
はじめてのお給料をもらえることになったんです。
「いくらもらえるんだろう!?」
「5000円くらいもらえたら嬉しいなぁ~」
なんてことを思っていたら・・・たったの514円(笑)
内職の相場なんて全く知らなかったので、めちゃくちゃビックリしましたね。。。
「何のとりえもない凡人が、在宅で稼ぐって難しい!」という現実を思い知らされた瞬間です。
すぐに辞めました。
その後しばらく、在宅ワークは諦めて、外に働きに出ることを考えるようになるくらい、当時のショックは大きかったです。
でもまぁ紆余曲折あって、最終的に在宅ワークという道に戻ってくるんですが^^;
この件で、「誰でもできる仕事で稼げるほど、世の中は甘くない!」ということを思い知りました。
結論:袋詰めの在宅ワークは稼げない!でも単純作業が好きな人にはオススメ
結論として、袋詰めの内職は稼げません。
要領よくやったとしても、時給100円~200円がよいところでしょう。
けれど、「稼ぐことが目的ではない」ならオススメします。
単純作業が好きな人や、手先が器用な人にとっては、とっても楽しい作業だと思いますよ。
求人はクラウドワークスやタウンワークで出ていることが多いので、募集を見つけたら応募してみてください。
私のように、役場で紹介システムがあるなら利用するのも手です。
ちなみに私の場合は、
在宅ワークで失敗する
⇒外に働きに出る道を模索する
⇒子持ちが歓迎されない現実を知る
⇒やっぱり自宅で働く道を選択
という流れで、今は【ブロガー】をやってます。
一度は外に働きに出ましたが、やっぱり子供がいると思うように働けませんでした^^;
子供を優先するのは間違ってないはずなのに、職場の目は冷たいという・・・
「母親が働く」って、本当に難しいことなんだと思い知らされましたね。
で、在宅でライター業を始めるものの、こちらも納期と修正に追われて家庭が崩壊しかけ・・・
今はブロガーをやってます。
ブロガーっていっても、サイトに広告を張って、そこから収入を得ています。
なので、ある意味、在宅ワークなのかぁ・・・?
まだまだ収入は低いし、「書いても書いても収入が上がらない期間」は本当に辛いですが、将来は明るいと思ってます。
だって、ブログで稼ぐ方法を身に付けたら、「好きな時間に、好きなこと書いてお金がもらえる」わけですからね。
それを夢見て、頑張りたいと思います。
自分に合った在宅ワークを見つけるのは大変ですが、「コレだ!」というのが見つかるといいですね!
お互い、「おうち稼ぎ」頑張りましょう^^